Contents
スキンケア情報
美容のためのファクター
ご存知ですか?
お肌は袋のような構造をもっており、厚さはわずか0.5~2ミリです。一番外側が「表皮」、表皮を支える土台である「真皮」、エネルギーを脂肪の形で蓄える「皮下組織」という3層構造によって成り立っています。3層の中でも肌のハリや潤いに特に関係が深いのが「真皮」です。
真皮内にある繊維状のコラーゲンが縦横に張り巡らされて表皮を支えており、肌に弾力を与えています。真皮内のコラーゲンの間にあるのが、肌の潤いを保つヒアルロン酸やコラーゲン繊維の束を集めて引き締めているエラスチンです。人は本来ヒアルロン酸やコラーゲンを体内で生成する事ができますが、その役割を担っているのが、繊維芽細胞です。
ヒアルロン酸やコラーゲンを生成するとともに、コラーゲンと接着して互いに引っ張り合って肌にハリを生み出しています。ハリや潤いをつくるには、ヒアルロン酸、コラーゲン、繊維芽細胞が重要なファクターになります。
ですが、年齢を重ねるにつれてヒアルロン酸やコラーゲンは減少し、それらを生成する繊維芽細胞の機能も低下し、数も減少していきます。コラーゲンを引っ張る力も衰えるため、その結果肌にシワやたるみが増えます。ヒアルロン酸も減少するため乾燥や肌荒れが引き起こされます。
また、紫外線もお肌の老化を招く原因です。紫外線はコラーゲンを破壊するため、加齢と同じようにシワやたるみを引き起こします。
加齢とともにコラーゲンやヒアルロン酸は減少。見た目の印象を大きく左右します。
早いタイミングでケアすることが大切です。
美肌に欠かせないコラーゲンとヒアルロン酸。でもコラーゲンは20歳代以降から急激に減少。ヒアルロン酸は、50歳前後からガクンと減少します。それにより肌の水分量や弾力が失われ、シミやたるみの原因になるのです。